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Japaayurveda

日本人の、日本人による、日本のためのアーユルヴェーダのつもりが今のところ只の雑文録。

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第一章 その4 「ウクライナでの事故への法的取り組み」より P54 食品、飲料水中のセシウム137とストロンチウム90の許容濃度(AL-97) 単位はBq/kg, Bq/l


飲料水の低さに注目!日本の事故後の基準、300Bq/kgがいかにバカ高いか、crazyな値かおわかりいただけることでしょう…民主党による日本人大虐殺の始まりです。

第一章 その6 「ロシアにおける法的取り組みと影響研究の概要」より

P77
1995年ウィーンで開かれた世界保健機関(WHO)の会議において、チェルノブイリ事故による放射能汚染が人々の健康にもたらした影響に関する研究結果が報告された。その要点は以下のようなものである。

1.子供と青年における甲状腺ガンの発生率は、医学当局の予測値より数十倍大きいものであった。他のガンの発生率も最近明らかに増加を始めている。

2.(‘クリーン’な地域に住んでいる社会的経済的条件が同じような子供たちに比べ)汚染地域で生まれた子供たちの半分以上に(言語能力その他の)精神発達上の遅滞が認められる。
(御用機関・WHOですが多分この発表はあまり取り上げられていないんでしょうね^^;妊婦さんはこれを知ったら堕胎したくなることでしょう…)

3.放射能汚染地域の住民およびリクビダートルにおいて、免疫系の障害と細胞遺伝学的な異常が認められる。

4.被災者の間で、白内障、および循環器系、消化器系、呼吸器系、泌尿器系の疾患が増加している。
 

 

第二章 その1 「長期的な放射線被曝とガン影響の総合評価」より
P107 ワンフレーズだけですが日本の未来を暗示していたので。
もしチェルノブイリ事故のような事故が、平均寿命が長く人口密度が高い国、たとえば日本のような国で起こった場合には、予測される犠牲者の数ははるかに多くなると考えられる。」


第三章 その13 「周辺住民の急性放射線障害とさまざまな情報」より
P152~
核物理学の専門家で、以前キエフに住み、今は西側の国に住んでるイーゴリ・ゲラシェンコが私に「失われたチェルノブイリの教訓」という彼の原稿を送ってくれた(この原稿が最終的に出版されたかどうかは不明、とありますがamazon.ukで調べてもhitしなかったので恐らく出版されていないものと思われます)

 信じがたいほどの偶然と言うべきか、この原稿にはまったく興味深い事実が書かれている。論点を明確にするために、いささか長い引用をする。

「それでは、被災地域住民の被曝量はどうだったのだろうか。確かなことはだれにもわかっていない。被災地の放射線量を測る手段がほとんどなかったのだ。私の知人の1人が、内務省の大尉であったが、被災地で1週間をすごした。彼は放射能の測定器をもたず、自分がどれぐらい被曝したのかもわからなかった。住民の避難にあたった運転手たちも、やはり測定器をもっていなかった。これは偶然だったのだろうか、そんなはずはない!その方が、自国の国民や、疑うことを知らない世界の人たちに嘘をつくには簡単だったのだ。(中略)

 プリピャチ(チェルノブイリ原発から最も近く、出所不明のデータによると事故時のここの空間線量は、1~10レントゲン/時であったとされる)では爆発から36時間もたってからようやく避難が始まった。そのことから推測すると、プリピャチ住民は36~360レントゲンを浴びたということになる。4月26日(事故の日)の人口は4万5千人であった。そのうち、何人が今も生存しているのか私は知らない。
 
 夜ごとにキエフの病院に運び込まれた患者のうち約1万5000人が死亡したことを私は知っている。…私に言えるのはつぎのことである。すなわち、私はパニックのうわさを集めていたのではない。この原稿の中の情報はすべて、周辺地域やその他各地からきていた事故処理作業従事者、運転手、病院のスタッフ、兵士たちから直接聞いたものである。
 キエフに運ばれた人々への治療はまったく行われなかった。そのような可能性はまったくなかったのだ。何千人もの被災者の輸血や骨髄移植のための血液を確保することは不可能だった。これらの患者たちは、放射線科だけでなく、あちこちの病棟や廊下や、病院の地下にも横たわっていた。ある病院では、死体安置所の一部さえもがこの目的のために使われた。
 これら1万5千人は、急性放射線障害で死んでいった。」

 別の資料に、これと驚くべき一致が見られる。
共産党中央委員会事故対策作業グループの秘密議事録によると、最初の週に約1万5千人が病院に収容されたとある。
 アカデミー会員A・I・ボロビヨフはその論文記事に、1万5千人が誤診によって入院させられ、医療スタッフが急性放射線障害に関するマニュアルを受け取った後に、患者達は退院させられたと書いていた。

 物理学者I・ゲラシェンコもまたこの数字を証言している。ゲラシェンコはただひとつ、これらの人々は死んだのだ、という恐るべき修正を加えた。
 ゲラシェンコは、さらに興味深い論を展開する。

「読者が注意深く読むならば、そのような数字は驚くにあたらない。広島では約7万人が死んでおり(爆発の直接の影響で死んだ人はほんのわずかで、大多数の人々は放射線による被曝で亡くなったのだ)、我々の場合、その何千倍もの放射能が放出されたのに、死者はたったの1万5千人だ。間違いなく、実際の犠牲者の数はもっと多いはずだ。なぜなら、第一に私が語っているのは、入手したデータに示されている死者の数だけである。
 第二に、放射線の影響は長期にわたって続く。
 さらに何万、何十万もの人々が放射線によるガンで死んでいくことになるだろうが、それが現れるのは後のことだ。潜伏期は何年も続くのであるから。」

 死亡した1万5千人についてI・ゲラシェンコは、ニューヨーク・トリビューン紙のインタビューと、チェルノブイリ事故とその影響に関するアメリカ議会の公聴会で証言した。

 彼は、事故の被災者たちは「急性放射線障害」という診断ではなく「自律神経失調症」とか「血管失調症」などの診断が下されたと語った。この事実は既に証明されている。死亡した人々の医療記録(カルテ)には「一連の治療を受けた」とか「これ以上治療の必要なし」などの言葉が書かれている。(中略)

「チェルノブイリ事故には、ほかにも被害者がいる。それはすなわち、一度もこの世を見なかった者たちだ。生まれる前に殺された子供達だ。爆発後、医師たちは妊娠中の女性に中絶を勧めた。妊娠6ヶ月以内の女性に、医師たちの手で正式に中絶が強制された例をいくつか私は知っている。(事故後)最初の1年間に、キエフだけでも2万人がチェルノブイリ事故のために中絶手術をうけた。それでは、プリピャチから避難した女性達はどうだったのだろうか。」

 事故から数ヵ月後、ジトーミル州の汚染された村々を旅行していたときに、筆者も同じことを聞いた。つまり妊娠中の女性達は中絶を勧められたが、そのような忠告があったことについては、誰にも言わないほうがいいと言われたという。そのような忠告が、チェルノブイリ事故直後ただちに流布されたことに注意しなければならない。事故から11年経た今日も同じく、専門家たちは事故の重大な影響が妊娠中の女性に現れると心配している。
 このことは、チェルノブイリ事故後の数週間から数ヶ月間、出産年齢であった女性を含む住民が浴びた実際の被曝量を誰も知らないということを間接的に示している。私達は、何年か後に現れる影響から、その被曝量がはなはだしい量であったと推測できるだけである。

 チェルノブイリの核爆発から11年が経過した。
 
 しかし、地球上で起きた人類最悪の事故から数週間あるいは数ヶ月間に、汚染地域の住民がうけた‘実際の被曝量’に関して、いまだ人々は信頼すべき情報を得ていない。

 まず何よりも、原子力に関与している世界の科学者集団、あるいはそれに準ずる集団が、この問題に責任を負うべきであるが、彼らは現在、世界の政治的組織に奉仕しており、真実を明らかにしようとしない

 この真実を明らかにすれば、世界のエネルギーシステムにおける原子力の役割に、根本的な変化をもたらすだろう。

 これまでは、全世界の人々の利益より「金袋」つまり核ロビーの利益の方が優先されてきたことがあきらかになった。しかしながら、いつまでもそうであっていいのだろうか。

 チェルノブイリから25年が過ぎ、フクシマが起きてしまいましたが、世界はまだ「原子力村」「軍需産業複合体」に牛耳られたままです…どうすればこの巨悪を倒せるのでしょうね。札束とチンピラで全てを意のままに行ってきた、人の心を持たないこの集団を…


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